2022.06.01
国際避暑地・奥日光の静かなスポットをご紹介♪
「夏は外務省が日光に移る」
そう言われていた時代があったことを、皆さんはご存じですか?
蒸し暑い夏を逃れ、大正から昭和初期にかけて多くの外国人が訪れた国際避暑地・奥日光。
そんな歴史に触れられる場所が、ここ「西六番園地」です。
西六番園地は、かつて国際的な社交クラブ「東京アングリング・エンド・カンツリー倶楽部」の拠点として、皇族や各国外交官などのそうそうたるメンバーが訪れた「西六番別荘」の跡地。
別荘は、長崎の「グラバー邸」で知られるトーマス・グラバーにより建てられ、その後ハンス・ハンターによってクラブハウスへと建て替えられましたが、残念ながら昭和15年の火災により建物は消失してしまいました。
フライフィッシングやヨットレース、旋回する飛行艇、煌めく湖畔で涼む人々・・・
吹き抜ける爽やかな風がとても心地良いこの場所で、当時の景色に思いを馳せてみませんか?
事務局