2021.07.10
足尾の山歩きの拠点「庚申山荘」
皆さんは、足尾の山々に登ったことがありますか?
日本固有種で絶滅危惧II類に指定されている食虫植物「コウシンソウ」が発見された山として知られる「庚申山(こうしんざん)」や、日本百名山に選定されている「皇海山(すかいさん)」など、山好きの方であれば一度は名前を聞いたことがあるかもしれません。
これらの山々を登る際に、拠点として便利なのが今回ご紹介する「庚申山荘」です。
写真の通り、しっかりとした山小屋で布団も完備、炊事場もあります。
電気は通っておりませんが、外には環境に配慮した「バイオトイレ」も設置してあります。
(宿泊代の2,080円(2021年7月現在)は、山道の入口にある「国民宿舎かじか荘」でお支払いください。)
山荘を起点として、庚申山頂(1,892m)まで約1時間。
また、庚申山を第1峰として数え、全部で11峰からなる鋸山(のこぎりやま)を越えた先にある皇海山(2,144m)までは、約3時間30分の所要時間です。
庚申山に行かれる際、6月ごろにお山巡りコースを歩くと、コウシンソウが見られるのでお勧めですよ♪
庚申山頂は眺望が良くありませんが、近くの展望台からは見晴らしのいい絶景が楽しめます。お出かけの際には、忘れずにお立ち寄りください。
事務局